直方ギター・マンドリン同好会の世代を超えた演奏会に密着!

マンドリンの演奏は、老若男女問わず、私たちに幻想的な世界を見せてくれます。
いつも当社の「メディアサイト」を読んで頂いている方、また、新しく来て下さった方、いつもお世話になっております、企画広報室の石原です。
福岡の直方市を中心に、2004年から近隣から遠方まで幅広いコンサート活動を続けている「直方ギター・マンドリン同好会」の皆さんに、当社の施設にてマンドリン演奏会を開催して頂きました。
そこで今回は、九州方面の団体や当社のような介護施設を運営されている関係者の方で「マンドリン演奏会を開催したい」または「イベントやお祭り事に余興に楽器の演奏会をしたい」と考えている方々に、「直方ギター・マンドリン同好会」のご紹介も兼ねて、その演奏の魅力をお届けします!
まずは「マンドリン」について少し解説致します。
日本人には馴染み深い楽器マンドリンとは?
日本はマンドリン大国と言われいる
1924年に日本で本格的に広まっていったのは、昭和天皇のために御前演奏したり各地で演奏会を開催したイタリアの作曲家のラファエレ・カラーチェによる功績が大きいと言われています。
その影響もあり、現在日本は「マンドリン大国」と呼ばれるている。マンドリンの盛んなドイツと比較しても、圧倒的にマンドリンの演奏者を多く排出しています。
マンドリンはシンプル イズ ベストだがその奥は深い
また、マンドリンの奏法として特徴的なのが「トレモロ」です。抑揚をつけながら、一定のリズムを小刻みに連続して引き続ける技術は、シンプルでありながら、とても奥深いものです。シンプルな音色の奥に、人を魅了する音色は隠れています。シンプルだからこそ、その響きなどによって人々の心を感動させるのにも、それ相応の技術と理解が必要なのだと思います。
マンドリンとギターの「川の流れのように」
実際に聴いてみると、非常に滑らかで、一見簡単そうに見えるかもしれませんが、とても洗練された音色であることがお分かり頂けると思います。
では次に、直方ギター・マンドリン同好会についてご紹介します。
直方ギター・マンドリン同好会(団体)の演奏会は三度目!
直方ギター・マンドリン同好会のメンバーの中に、弊社の会長の十数年来の同級生(ご友人)がおられ、その繋がりもあり、当社(長崎)には三度目の訪問となりました。
以下の記事にて、前回の演奏会の様子も合わせてチェックしてください。
関連記事マンドリンのノスタルジーな音楽に包まれて。ではまず、同好会の活動の経歴などをサクッとご紹介しておきます。
直方ギター&マンドリン同好会(団体)とは?
2004年に発足し10年以上活動を続けている
直方ギター・マンドリン同好会は、2004年に活動を開始されています。メンバーの平均年齢は60歳前後で、直方市にある公民館で毎週のように練習をされています。ボランティアでの活動は、すでに10年以上になり、九州各地で自主的に数々の演奏会、さらにはコンサートなどをボランティア中心で開催しています。
そんな演奏会などの活動を重ね、今では「演奏会の依頼」も来るようになり、その活動の幅は広がるばかりです。
ギター・マンドリンで演奏される曲は?
- 青い山脈
- 影を慕いて
- なごり雪
- 北の国から
- ドラえもんの歌
- 遠くへ行きたい
- 高校3年生
- 五木・江戸小唄
- 荒城の月
- 船頭小唄
- みかんの花咲く丘
- 瀬戸の花嫁
- 影を慕いて
- 夕焼け小焼け
- ふるさと
などなど、日本のカルチャーとも言える名曲や懐メロから現代の歌謡曲、さらには外国の民謡に至るまで、老若男女問わない幅の広い持ち歌を演奏してくれます。
「マンドリン演奏会を開催したい」時は、ぜひ直方ギター・マンドリン同好会までご連絡を。
ご連絡は、お気軽に当社のお問い合わせまで。
では次に、実際に当社の施設で開催された直方ギター・マンドリン同好会の演奏の魅力をお届け致します。
直方ギター・マンドリン同好会(団体)の演奏会の音色や魅力
今回の直方ギター・マンドリン同好会の演奏会を行ったのは、当社が運営するエフ・ステージ白木、エフ・ステージ道ノ尾、エフ・ステージ daydreamの3つの介護事業施設です。
では、それぞれの施設での演奏会の様子についてご紹介します。
エフ・ステージ白木でのマンドリン演奏会の様子
高齢者にとってとても心地の良い音色を響かせるマンドリン
マンドリンを中心に、ギターや小笛なども交え、ノスタルジックな曲目とともに施設内を包み込む音色に耳を傾け、深々とそれを聴くご利用者。
時にはその音色に合わせて、歌を口ずさんだり、手拍子を打ったり、自然と笑みが溢れていました。
マンドリンの音に混じって聴こえる笛の音色
マンドリンの音色をより奥深く演出してくれる笛の音。演奏会と言う名に相応しい、様々な楽器の音がまとまり、そして私たちの心に届く。
当社の副島会長は、自分の母に対しての無念、そしてその母への孝行も込めた会社への思いを語り、歌を披露してくれました。少し照れくさそうにしていましたが、張りのある歌声で、施設内のボルテージを一気に引き上げてくれました。
そして、会長が歌い終え、ご利用者からも自然と大きな拍手が起こりました。
エフ・ステージ道の尾でのマンドリン演奏会の様子
マンドリンと共に高らかに響き渡るご利用者の歌声
楽器と歌。それは、直方ギター・マンドリン同好会とご利用者の紛れもないコラボレーション。マンドリンの音を聴きながら、手元の歌詞カードをじっくりと見つめるご利用者。そして、それから自然と歌声になる。
若かりし頃を思い出すように、無意識の中で自然と童心に帰るご利用者。
私たちの未来を築いてくれたご利用者。それはまるで、私たちが築いていく未来を後押しするように、心の奥までグッと聴こえてきました。
現代に生きる私には想像もつかない時代を生き抜いて来られたご利用者の声は、私たちの心に感動を生み、自身の心に精一杯を刻んでいく。そして、マンドリンの音色もまた、日本の激動の時代を生き抜いてきた、紛れもない日本の歩みの歴史なのかもしれません。
エフステージ白木で盛り上がったマンドリン演奏会は、もちろん、エフステージ道の尾でも同じく大盛況で幕を閉じました。
エフ・ステージ イオンタウン長与 daydreamでのマンドリン演奏会の様子
エフステージ イオンタウン長与 daydreamは、高齢者の通所介護事業(デイサービス)と子どもたちが通う放課後等デイサービスを併設しているので、他の施設とは対象的に、マンドリンとギターで演奏される曲には、ドラえもんの歌や童謡といった子どもたちでも楽しめる曲目のリストで構成されていました。
子どもたちは演奏会に大はしゃぎ
ギターと縦笛、それに初めて目にするマンドリンという楽器の演奏に、子どもたちの気分も最高に盛り上がり、直方ギター・マンドリン同好会の演奏者の皆さんと一緒に歌い、一緒に踊り、共に音楽を作り上げていく。
それはまさに、エフステージ イオンタウン長与 daydreamが目指す、老若男女問わない多世代交流型の空間になっていました。
音楽は、世代を超える
直方ギター&マンドリン同好会の演奏会終了後に、実際に演奏した楽器を子どもたちに触ってもらう時間を設けて頂きました。
マンドリンの演奏を聴き、そしてそれ実際に触ったり体験したことを、子どもたちは自宅に帰り話すでしょう。
「今日、変な楽器の演奏を聴いてきた」
それから始まる家族との関わり、そして音楽と人が織りなす、どこまでも続いていく歴史の中の大切な小さな繋がり。音楽が生まれ、それが数千年にも渡り、一度も途切れることなく私たちの世界で生き続いているのは、人の心の中で”音楽”というものが、世代を超えた紛れもないコミュニケーションのツールだと言えるからではないでしょうか。
直方ギター・マンドリン同好会の演奏会は、すべての施設で大盛況であり、すべての施設のご利用者の大切な時間を、とても心地よいものにしてくれたことは言うまでもありません。
演奏会を終え、当社の会長と友人とのツーショット
直方ギター・マンドリン同好会の演奏会が実現したのは、会長と友人が長い時間をかけて築いてきた信頼関係があってこそのもの。
それは友情という言葉では語り尽くすことはできないかもしれません。
ただひとつ言えることは、私たちは、介護という仕事を通して、ご利用者、そして一緒に仕事をする仲間と、「今」、そして「これからの未来の舞台」を、信頼関係という名のもとに築いているということです。
最後に
ということで今回は、九州方面の団体や当社のような介護施設を運営されている関係者の方で「マンドリン演奏会を開催したい」または「イベントやお祭り事に余興に楽器の演奏会をしたい」と考えている方々に、「直方ギター・マンドリン同好会」のご紹介も兼ねて、その演奏の魅力をお届けしました。
「マンドリン演奏会を開催したい」時は、ぜひ直方ギター・マンドリン同好会までご連絡を。
ご連絡は、お気軽に当社のお問い合わせまで。
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