長崎で乗馬体験!【ホースセラピー】乗馬を経験すると得られる4つの効果とは?|ゆうゆう牧場のうまフェスティバル2017が開催。

ホースセラピー(乗馬)を通して、より拓けた人生に。
いつもお世話になっております、企画広報室の石原です。
今回は、ホースセラピーと、それに関連したフェスティバルの取材レポートです。
平成29年3月19日(日)に、長崎県長崎市宮崎町にある“ながさき ゆうゆう牧場”にて、うまフェスティバル2017が開催されました。
うちの副島会長と、メディカルネットワークの社員が参加してきました。
詳しくはこちら➡メディカルネットワークについて
ながさき ゆうゆう牧場とは?
馬を介して、人の「輪」と「和」を拡げるというコンセプトで、ここ長崎においても、貴重な乗馬体験が気軽にできる施設です。
馬が好きで乗馬をする方もいれば、ハンディ克服のために馬に乗る人、シェイプアップに励む女性、腹囲が気になる男性、大人から子ども、高齢者の方々まで、老若男女問わずに乗馬を楽しめます。※ゆうゆう牧場HP抜粋
ゆうゆう牧場のオーナーである松尾美代先生は、一緒にデンマーク研修にも行きました。
デンマーク研修についてはこちら➡デンマーク研修 ドキュメンタリー「デンマークの風に吹かれて」
特に、障がい者の方々のそれぞれの障害に対して、効果的な”ホースセラピー”とも言われていますので、ここながさき”ゆうゆう牧場“でも、様々な障がい者を持った方々が通われ、乗馬のレッスンを受けています。
詳しくはこちら➡ながさき ゆうゆう牧場
ホースセラピー(乗馬)を経験、訓練することで、得られる効果とは?
障がい者の方のそれぞれの障害である、身体障害、情緒、聴覚障害、視覚障害に対して、それぞれにきちんとした効果があるとされています。
以下、参考元|サイトウ乗馬苑
身体障害への効果
馬の体温によって、披露や脳の緊張を緩めたりほぐず効果、そして平衡感覚などの立位や歩行バランスを、馬の規則正しいリズムに合わせて騎乗することで得られるバランス感覚を養う効果、さらに脳の障害がある方は、上手く筋肉を使うことが苦手ですが、乗馬を通して下半身の筋力が自然と機能的に動かすことができたり、生活の中での身体の可動域や姿勢、バランスといった欠かせない身体の動作の維持、向上が期待できます。
情緒への効果
乗馬という体験を通して、いつもと違う視野や、スピード感、そして「馬に乗れた」時の優越感が自信につながり、乗馬中の馬との意思疎通のインタラクティブな感覚も体感することができるので、【意思】という表現力を養うことができるので、それに伴う協調性などが身につくことが期待できます。
聴覚障害への効果
馬との対話する際、聴覚以外の動作や緊張感や身振り手振りという試行錯誤を通して、色々な合図や表現を覚えることで、馬と人のお互いが必要とする情報はあらゆる感覚的なものでもあるのだということを理解する効果が期待できます。
視覚障害への効果
乗馬とは、馬の目と身体を借りて、生身の人間ひとりでは体験できない動作をすることで、日常では味わえない開放感やスピード感などスポーツをする感覚とも似ていて、視覚障害者の方が、乗馬をすることで”楽しく前向きに挑戦する”という精神面での効果を期待できます。
4つの効果まとめ
乗馬を通して、馬と人とが触れ合う時間の中で、言葉ではなく、インタラクティブで直感的な相互作用の心と身体の描写が働き、”人間力の形成=自信の形成”が高められるということだと思います。
また、あらゆる障害に対しても効果があるとされていますし、社会から孤立してしまった方々の”心のケア”に関しても効果があるという例もあり、実際に不登校の子どもが馬と触れ合う中で”自信”をつけ、学校に通えるようになったそうです。
例を言えばキリがないですが、それ以上に、実際に”ホースセラピーの効果”を実感している方々はたくさんいると思います。
つまり、この4つの効果は、障害があるないに関わらず実感できることだとも言えますので、気軽に乗馬体験から始めてみるのもいいですね。
うまフェスティバル2017とは?
「駈ける!拡がる!」というテーマで、乗馬体験を中心としたミニゲームや軽食などのイベント盛り沢山の”馬”と触れ合うフェスティバルです。
子どもから大人まで、馬、そして馬を小さくしたポニーとのふれあいイベントが楽しく進行していきました。
手綱をしっかり持ち、馬と呼吸を合わせて、心を通わせ、一緒に大地を蹴り上げてステップを踏む。
馬が駆け出すと、騎乗者の心も駆け出す ー
それは、人生の新しい扉を開けるように ー
前へ前へ ー
また、馬の上に立ったり座ったり、会場で設置したコースを周ったり、参加していた子どもも大人も、馬と触れ合うだけで、日頃のストレスから解放され、みんな活き活きした表情になり、笑顔がたくさん溢れていました。
うまフェスティバルに参加したこどもの人生が”変わろう”としている。
ゆうゆう牧場主催のうまフェスティバル2017に、実際に参加した親子連れ(父親、娘)に、私(石原)が直接話を聞くことができました。




















終わりに
会長やメディカルネットワークの社員も、このうまフェスティバルに参加しながら、馬と触れ合うこどもたちの笑顔や高揚している雰囲気を感じて、ホースセラピーの素晴らしさと”保育”のあり方を考えさせられて、本当に貴重な時間を過ごせたと話していました。
先日、”保育の大切さを考える”という部分で、当社主催のシンポジウムを開催しました。
詳しくはこちら➡より良い幸せな未来を創るために、”保育”の大切さを考える。
ゆうゆう牧場でも、”ノーマライゼーション”という部分を活かした保育を視野にいれながら、”ホースセラピー”を活かした取り組みを行っております。
生きることに”自信”がつく
生きることに”純粋”になれる
もちろんすべてに効果的だとは言いませんが、「馬とのつながりで、人生が変わる人もいる」ということも事実です。
また、来年も開催されるであろう”ゆうゆう牧場のうまフェスティバル2018”を楽しみにしておきます。
企画広報室|石原
フォトグラフ|副島会長
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