チームワークを発揮するために研修で学んだこと!目標設定が鍵になる!セミナーレポート。
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チームワークは”目標”が鍵です。
いつも当社の「メディアサイト」を読んで頂いている方、また、新しく来て下さった方、いつもお世話になっております、企画広報室の石原です。
今回は、当社が運営するセミナー事業【ハロセミ(ハローアイデアセミナー】で開催した「チームで仕事をするための効果的なチームワーク術」のチームワーク術の解説と開催レポートをさせて頂きます。
その他の最新のセミナーの情報は「コチラ」
ではまず、「チームで仕事をするための効果的なチームワーク術」の開催したセミナーの概要を簡単にご紹介させて頂き、開催レポートをお届けします。
セミナーの概要
タイトル
- ハロセミVo.19「チームで仕事をするための効果的なチームワーク術」セミナー
開催日時
- 2018年11月14日(水)
- 19:00-20:30
内容
- チームとグループの違い
- チームを作る目的(他業種との比較)
- チームワークが難しい理由
- チームワークが乱れる原因
- チームを乱しているかもしれない理由
- 効果的なチームワークのためにするべこと
講師
- 福田光洋(ケアマネジャー/白石の杜 施設長)
対象者
- どなたでもOK ※子供と一緒に参加OK(お子さん無料)
開催場所
- エフ・ステージ白木 せいかつのデイ
- 〒850-0812長崎市白木4-3 白木バス停すぐそば
チラシ
効果的なチームワーク術セミナーレポート
チームワークに必要なもの
チームワーク術について、今回の講師を務めて下さった福田 光洋氏(以下、福田氏)は、チームワークに必要なものは”目標である”と説いた。
その”チームワークを発揮するための目標”という答えを導き出すには、現場で起こっている様々なリスク、そしてそれらを形成している能力について知っておく必要がある。それらをできるだけ詳しく、福田氏は解説していく。
予測できないこと
普段から医療・介護現場では、定型業務(ルーチン業務)があり、それらを毎日反復している。その中で、福田氏は「予測できないこと=介護の現場では事故や発熱、スタッフの病欠等」が起こるのも現場の特徴だと話す。
その予測できないことに対しての現場での捉え方として、本来であれば異常を処理するのではなく、無くすことを考えて策を打たなければらないはずが、異常を処理することで達成感を感じてしまうというリスク(刹那的な達成感)が常に現場にはある。
そのことに追われてしまうと、一向に価値は創造出来ない=サービスの質の向上がなされないという原因に繋がってしまう恐れがあるようだ。
同じ意見や考えに偏るリスク
医療・介護現場は、外部と隔絶された世界なので、自分達が行っていることと外部(他社もそうですが 会社内の部署間でもそうです)の比較が出来ず、結果「自分達さえよければ良い」等の考えに陥りやすい(現場モンロー主義)というリスクを抱えているという。
受講者は、自分の職場で起こっている様々なリスクを改めて感じながら、福田氏の話に一喜一憂していく。
現場を形成する3つの能力
- 保つ能力(平凡な現場)
- よりよくする能力
- 新しいものを生み出す能力 (非凡な現場)
この3つが現場を形成している能力。
これらの3つの能力を紐解くと、ある一定のキーワードに行き着くことになる。
それは”当たり前のことを当たり前にできる「標準」のない現場はありえない”ということだ。
チームワークを効果的に発揮するための目標を見据えて、日頃から「標準」をルーチン化したマニュアルを更新していくことがもっともチームワークを築く上で不可欠であることが分かった。
チームワークを発揮するためのルールは必要?
チームワークを効果的に発揮するために、チームワークにルールは必要だろうか?という問い、そしてその結果を受講者に感じてもらうために、福田氏はあるグループワークを行った。
それは、3つのチーム(各5〜6人)に、「日本の国旗をなるべく正確に書いて下さい」という議題と共に、以下のルールをそれぞれに持たせた。
- 日本の国旗をかなり正確に書ける説明書付き。(チーム内は無言)
- 日本の国旗国旗をある程度正確に書ける説明書付き。(チーム内で話す)
- 日本の国旗をご自由に書いてとだけ書かれた紙。(チーム内で話す)
これらの3つのルールを設けて、実際に日本の国旗をそれぞれのチームで書いてもらった。
チーム① かなり正確に書ける説明書付き
「かなり正確に書ける☓無言」というルールの上で、説明書に書かれたことを忠実に再現しようと、説明書通りに協力して日本の国旗を完成させた。
無言というルールがあり、お互いにコミュニケーションを取ることが全くできない状況ではありましたが、日本の国旗をかなり正確に書き終えた結果となった。
チーム② ある程度正確に書ける説明書付き
「ある程度正確に書ける☓話す」というルールの上で、説明書に書かれた日本の国旗を再現しようとお互いコミュニケーションを取りながらながら試行錯誤。
日本の国旗をある程度正確に書き終えた結果となった。
チーム③ ご自由に書いてとだけ書かれた紙
「自由に書く」というルールの上で、とりあえず考えられるチーム内での思考と計算(大まかなもので、忠実さに欠ける)で、自由にコミュニケーションを取りながら和気あいあいとした雰囲気。
完全に自由な形の日本の国旗を書き終えた結果となった。
ルールが必要な時とそうでない時
このグループワークを通して、とても面白いことが分かる。
良質な結果をチームワークを発揮して得るためには、チーム①に課せられた「ルール=説明書は必須」だと判断できる。つまり、チームワークを発揮するために結果を求めるのであれば、チーム③のようにスタッフ同士でコミュニケーションを取る必要はないという判断にもなる。
しかしそれはあくまでも、固定概念や決められた成果や結果を求める場合にルールが必要だという。つまり、想像したり創作したりする場合におけるチームワークでは、ルールは不要だ。
すなわち、福田氏がセミナーの答えとして説いた”目標”の設定をきちんと行うことに、チームワークを発揮させる秘訣が隠されていることになりそうだ。
福田氏が解説した”効果的なチームワーク術”については、以下の記事に惜しげもなく、セミナー資料とともに全公開で解説しているので、チームワークについて知りたい、チームワークを発揮させたいと考えている方は、ぜひチェックしてほしい。
福田氏の説く”効果的なチームワーク術”が、あなたが実際にチームワークを発揮するための扉を開く鍵になるかもしれない。
最後に
ということで今回は、当社が運営するセミナー事業【ハロセミ(ハローアイデアセミナー】で開催した「チームで仕事をするための効果的なチームワーク術」のチームワーク術の解説と開催レポートをさせて頂きました。
その他の最新のセミナーの情報は「コチラ」
あなたも今日から、チームワークを発揮するために”目標”を設定しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。